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起業家教育講座キックオフ講演会に行ってきました

7月2日(土)、つくば・サイエンス・インフォメーションセンター(つくば駅前)にて。

つくば市筑波大学インテル(本社がつくばにある)の連携事業のようです。大学発ベンチャーの数や、まわりの環境を考えて筑波大学に進学した自分としては、こういうのはもっと早く、もっとたくさんやって欲しいと思いました。来年3月頃まで、10回程度講座を行うようなので、積極的に参加したいと思います。

先日の日記にも書きましたがインテルの副社長の方の言葉がとても胸に響きました。どうしてインテルという大企業の人がという疑問が講演会に行く前から感じていましたが、副社長阿部さんは85年にインテルに入社し、インテルがメモリからマイクロプロセッサへとビジネスの対象を転換させた時期を経験されたそうです。
ご本人はエンジニアとしてインテルに入社されたそうですが、現在経営にかかわられているキャリアを振り返ったときに、インテルに入社した意思決定をどうやって行ったのか、聞きたかったので質問しました(私自身、いまこういうところですごく悩んでいるのもあります)。

  • 個人の意思決定をどのように行なったか
    • 自分のことを一番知っているのは自分である
    • 一番ワクワクするものを選ぶべきだ
    • お客さんからたくさん学んだ
    • 根拠のない自信を持つことが必要
    • やってみる。考える
    • 広く、いろいろな人の話を聞く。柔軟に対応する

講演の後に直接話しをさせていただいたときに頂いた言葉も、忘れないようにしたいと思います(ここに書くにはちょっとアレな感じ)。
ムーアの法則コンピュータサイエンスで有名な話ですが、インテルの社内ではどちらかと言えば「企業目標」になっているようであると感じました。一部抜き出して紹介したいと思ったのですが、どれも重要に感じたので難しいです。


後半の田邊さんのお話では、人間をよく知ることが必要であるという話が頭に残りました。

  • 仕事の相手も、マーケットも人間である
    • 人間を理解する必要がある
    • 何がうれしいのか、悲しいのか、人間性

メモを書き起こすうえで参照したWebページなどは以下にブックマークしました。

以下、当日のメモを書き起こしたもの (写真・ビデオ撮影が駄目だったけど、メモはだいじょうぶだよね?)。

* つくばのベンチャーで名前が知られているもの
- サイバーダイン、ソフトイーサ、インテグラル、アプライドビジョンシステムズ、エジソン、モーハウス、チョウザメ

- 国際戦略総合特区
-- つくばイノベーションアリーナ

* インテル副社長 阿部さん
- 危機は最大のチャンスである
- 粗利益率
- 技術は手段であり、誰かのための何になるかを考えなければいけない
-- 「私はこういう技術をもっています」「で?」
- next40.intel.com
- コンピタンス
- ムーアの法則
-- インテルの一つの企業目標になっている
- 経験曲線
- Strategic Inflection Point(戦略的転換点)
-- 1985年、インテルがメモリからマイクロプロセッサに方針転換
-- 決定まで4年かかった
- 生態系(エコシステム)の確率

- 危機から学んだこと(競争に勝つため)
-- 転換(戦略的転換点)
-- 経営集中(x86)
-- 強力なパートナーとの事業展開
--- 自分一人ではどうにもならなくなった
--- 競争から協業へ
-- 顧客最適化とブランド戦略
-- 常に新しいを自ら開拓する

- アンドリューグローブ
-- "Only the Paranoid Survive"
-- 偏執症的(極度の心配性の)人間だけが適応できる(生き残れる)
- インテルの社員はマグロである
-- 寝ている時も泳ぎ続ける

- 大概失敗するが、失敗したときどうするかまで考える
- 企業カルチャー
-- 市場分析、戦略策定、製品構成・ビジネスプラン、戦略実行
-- 1年に1度では既に遅くなってきている
-- seachange(潮の流れが変わる)

- R&D(研究開発)への投資
-- 痛いが、成長のために必要
-- Return = Margine x Velocity
--- Return = 収益/売上 x 売上/在庫

- WHAT THE CEO WANTS YOU TO KNOW - Ram Charan
- Grove's rules of Recessions
-- They always end. 
-- You don't "Save" yourself out of one. 
-- Some Emerge Stronger than before

- Five Lessons Entrepreneurs Can Learn From Craig Barrett
-- 厳しい時ほど投資しろ、個人プレーに走るな
-- http://gigaom.com/2009/06/08/five-lessons-entrepreneurs-can-learn-from-craig-barrett/
-- Invest in hard time.
-- Consensus in mostly good. Except when it is not.
-- Follow the business, not Wall Street
--- 顧客ために動け。株主のために動くな
-- When something works, don't reinvent it, reproduce it.
--- うまく動いているときは下手に改善しなくていい(日本人がやりがち)
--- マクドナルドのポテトはどこでも同じ味がする
-- Good competitors matter.
--- 良いライバルを見つける

- 企業として「存続と成長」
-- Computing 2020(IDC)

- 成功 < 失敗
- 変革と創造。危機の時は変革しやすい
- 存続と成長
- リーダーシップ
-- マネージャとリーダーは違う

- インテルはデータオリエンテッド主義
-- 精密に分析して動く
-- 意思決定をワーキングレベルの従業員に伝える必要がある
-- 企業が現在どのような状態であるのか

- 個人の意思決定をどのように行なったか
-- 自分のことを一番知っているのは自分である
-- 一番ワクワクするものを選ぶべきだ
-- 根拠のない自信を持つことが必要
-- 広く、いろいろな人の話を聞く。柔軟に対応する

* 田邊さん
- 徹底した調査
- 宣言
- 慎重なマーケティングに基づいた、マーチャンダイジング
-- 何をやるのか
- メンバーシップとリーダーシップは同じ
- すばる
- 強く願い、祈り、行うものへの神の手はある
- オールメンバーズリレー
-- 個が強くある必要がある
-- (チームで補う、という風には考えないのか)

- 仕事の相手も、マーケットも人間である
-- 人間を理解する必要がある
-- 何がうれしいのか、悲しいのか、人間性

- なぜ起業家を意識したのか、それをもっと考えるべきである
- ドラッガー入門(http://www.amazon.co.jp/dp/4478307032)

- 人間を知る
-- すべてのマーケットはより良く生きる人間の中にある
-- 知識よりも、1つのものに決めるよりも、胸に感じることをやってみると良い

- 道程(高村光太郎)
-- http://www.midnightpress.co.jp/poem/2008/06/post_45.html