自作デスクトップPCの電源が死んでしまったので交換した
↑で組み立てた Ryzen 5800X な自作PCであるが、電源が入ったり入らなかったりという症状が続いていて、だんだん電源が入る頻度が下がっていった。一瞬起動するがすぐ落ちるとか、そもそも押してもうんともすんとも言わないとか、電子工作は詳しく無いけど最終的にはコンデンサが死んでしまったのかなと言う感じだった。Windows のイベントビューアを何度見ても予期せぬシャットダウンとしか書いてないので、ソフトウェアよりはハードウェアだろうとも考えた。 たまーに電源が入るので使っていたが、まあ燃えたりしても困るのでとりあえずケースから出して、ググると出てくる簡易的なテストをやってみた。以下のページの「電源ユニットの簡易チェック方法」のように、PS_ON ピンと GND ピンをショートさせてみる方法である。
電源投入時のトラブル対策編1 ~電源が入らない場合~ - AKIBA PC Hotline!
ショートさせてみてもファンが回らないので、どうやら壊れているようだ。製品は GIGA-BYTE の P750GM。5年保証があるのでとりあえずオンラインサポートに問い合わせる。祝日かなにかとぶつかって、返事が来るまで1週間くらいかかったが、RMAリクエストをしろということで、別のサイトで再度ユーザー登録などをやって、RMAリクエストをする(返品するための申請という認識)。今度は1営業日くらいで承認されたので、梱包して送った(送料は自己負担だったので UPS Ground で $13 くらいだったかな)。
P750GM Key Features | Power Supply - GIGABYTE Global
いつ返ってくるのかわからないし、調べ直してみたところ現在の構成では 750W だとそもそも出力が不足していたようだったので、新たに電源ユニットを買うことにした。Ryzen 5800X で組むことは当初から決定していたが(CPUが手に入ったので)、GPU が RTX 2080 SUPER になる予定はなかったので、そこで「750Wで十分だろう」と言う目論見が外れていたようだ。
電源容量計算は以下の複数のサイトを利用した。
では 850W あれば十分だろうと思ったが、仮に今後(5-10年以内)にCPUないしGPU を交換することになると、 もうちょっと余裕があっても良さそうだ。例えば RTX 3080 が安くなってて交換したとすると、900W ないと厳しい(らしい)。ということで 1000W 買っておけば今後10年くらいは戦えるだろうと判断し、Amazon.com で多少安くなっていた NZXT C1000 を購入した。
NZXT C1000 安定していて良い。これで10年戦うぞ。一方で、GIGA-BYTE から送り返されてきた電源ユニットはシリアルナンバーが変わってて、新品かと思いきや角が凹んでたりとか、これはどうするかな... 某フリマとかで売れるだろうか...🤔 pic.twitter.com/ZalEUu0V1l
— Hiroyuki Inoue (@inohiro) October 26, 2022
10年保証が付いているので、文字通り10年戦えそう。10年生き残ってくれ。
1000W Gold Power Supply | Fully Modular | Gaming PCs | NZXT
GIGA-BYTE の電源は10日程度で返ってきたが、元の製品とシリアルナンバーが異なる個体が送り返されてきており、メモには NTF(おそらく No Trouble Found)とあった。NTF なのになぜ別の個体が返ってきたのかは不明であるが、新品でもないし、一度落としたような傷もあるので安く買ってくれそうな人に譲ろう... Reddit とか見ると GIGA-BYTE の RMA エクスペリエンスはひどい、みたいな投稿を見かけるので、次はないかなと言う気持ちになっている。詳細を問い合わせるのもめんどくさいし、ちゃんとした返事も期待できない。