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IIJmio の e-SIM が便利だった

昨年11,12月と東京に滞在したときIIJMioのギガプランを利用した。Amazon.co.jp で事前にエントリーパッケージを買っておくと初期費用が抑えられて良い。

www.amazon.co.jp

iPhone 12 を使っていたので、e-SIM 対応のため物理 SIM カードは不要。APN の設定で新規にプロフィールを追加したりしないといけなかったけど、面倒なのはそのへんくらいだった。

iOS APN構成プロファイル | IIJmio

過去東京滞在中はデータSIMのみで乗り切ったこともあったが、今回は電話番号が欲しかったので。モバイル Suica アプリの登録にも電話番号が必要である(なんでなんだろう...)。

2022年まとめ

家族で行ったところ

タホ湖(South Tahoe)

2月に行った。念の為チェーンを準備して行ったが、結局不要だった。スキーはできなかったが、家族でチューブに乗って滑ったり、長いロープウェイ(ゴンドラ)に乗ったりした。23年はどこかでスキーできると良いけど、下の子が3歳くらいにならないと難しいかな。

LAのディズニーランド

5月?に車で行って、3泊くらいしたか?ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーにも行った。LA観光はする余裕がなかった。カリフォルニアサイエンスセンターもまた行きたいんだよな。

Great Wolf Lodge

車で1時間くらいのところにある屋内プール+ホテルのリゾート施設みたいなところ。お義母さんが遊びに来てくれていたので、そのタイミングに合わせて遊びに行った。

東京

11月頭に弟が結婚式を上げるということで約3年ぶりに帰国した。具体的な日付は覚えていないが、9月?あたりからワクチン接種証明があれば、直前に陰性証明を得る必要はなくなったので入国は簡単だった。 どうせ滞在するなら年末年始までいるか(=約2ヶ月滞在)ということにしたが、もちろんその間も仕事をしないといけないし、そのためには子どもたちに幼稚園・保育園に行ってもらう必要があり、大変だった。息子はご厚意で、私の実家近くの幼稚園に短期で通うことができたが、文化の違いに苦しんでいた。具体的には、制服があったり、給食があったり(好き嫌いが強い子で...)、ぜんぶ日本語だったり(家では日本語を使っているとはいえ、彼にとってはやっぱり第二言語なので、言いたいこともなかなか伝えられなかったのかなと思った)。また、毎日 14:15 に終わってしまうので、延長預かりで 16:00 くらいまでお願いしていた期間もあったが、ストレスが強すぎたようなので後半はやめた。 娘は実家近くの公立の保育園に、12月だけ11日間通うことができた。11月はキッズラインを使って見つけたシッターさんに週3日午前中+昼ごはんの時間帯に来てもらって、午前中はなんとか仕事をするという日々が続いた。まあ毎日いろいろ大変だったが、書ききれない。

せっかく帰国したので、ちょっと早いけど七五三をやった。息子が来年5歳、娘が来年3歳。実家近くの神社と、地元の写真館で写真を撮ってもらった。着付け、撮影、その間の移動などだいぶ大変であったが、写真だけ見るとよく撮れているのでおもしろい。

結婚式、七五三と子どもたちが頑張ってくれたので、東京ディズニーランド・ディズニーシーにも行った。いろいろバラバラでやるのも面倒だったので、バケーションパッケージ(パークチケットとホテル予約が一緒になっている)で済ませたところ、(価格は高いけど)他の人が数時間かけて並ぶショーの指定席券など含まれていて体験が良かった。

上記3イベントを1週間毎にこなし、上記の文化的な違いによるストレス、普段二人暮らしのわたしの実家に4人増えることによる色々なストレスで、家中みんなギスギスしている感じになってしまった。そこで、もともと年明けまでいる予定だったが、10日程度予定を繰り上げて年内に米国に帰ってきた。

滞在中は現職の同僚や、前職の同期と飲み会などする機会もあったが、その時間帯は妻がワンオペになってしまうわけで(私の両親がいるので厳密にはワンオペにはならないが、妻にとってはそれがプレッシャーになってしまうので)、夜出かけるのも最低限に抑えた。週末は何人かの友人と会う機会もあった。ただそれぞれ会っているときりがないので、場所と時間を決めて、来られる人は会いましょうみたいなイベントをやったところ、同僚や子供の年齢が近い友人27名くらい集まってくれてよかった。渋谷に、平日は保育園だが土日は場所を貸しているところがあって、そこを見つけて借りることができたのは幸いだった。

次回家族で日本に帰国するなら、Airbnb みたいにまるごと借りたところに滞在する and/or 期間を2週間程度にして仕事は完全に休む、みたいな感じにしないと厳しいことを学んだ。

個人

Raspberry Pi 3/4 を使っていろいろやるのが楽しい。電気工作的なものではなく、小さなコンピューターとして。どれもググれば普通にやり方が出てくるので、基本的にはそれらに従って、多少試行錯誤する必要があるがそれも含めて面白い。

太陽光発電モニタ

今年自宅に太陽光発電を導入したので、16枚のソーラーパネルの出力が見られる Grafana ダッシュボードを作って回している。すでに先人の知恵で、以下のような Python で書かれたツールがある。

github.com

自宅内の監視用モジュールにイーサネットの口があり、そこに Raspbery Pi 3 を仕掛け、決められた URL を叩くとメトリクスが得られる。↑のツールを使うと Prometheus に入力できる形式でフォーマットされた結果が得られるので、これをそのまま Oracle Cloud 上に立てた Prometheus Pushgateway に送る。同じサーバーで Grafana が動いていて、メトリクスが見られるという具合である。

SunPower は MySunPower という iOS アプリや、Web で発電量などが確認できるが、この仕組みを作ると、パネルごとの発電量や監視モジュールのメタ的な情報も得られておもしろい。これについては別の記事でちゃんと書くか。

Plex メディアサーバー

日本にいる母に、どうしても見たいテレビ番組等を録画してもらい、それらをブルーレイディスクに焼いて送ってもらうことがある。これを mkv にして VLC などで見ることもあったが、子供向け番組などはテレビで再生できると便利である。Plex mediaserver をLAN内に立てて、それらのコンテンツを管理下に置くと、テレビ(Android TV)や iOS/iPad OS アプリなどから視聴できて便利である。

Stream Movies & TV Shows | Plex

録画サーバー

上記のように録画を依頼して、ある程度溜まったらディスクに焼いて送ってもらうという運用をやっていたが、録画サーバーを実家内に建てておいて、遠隔からなんとかするという手もある。今回3年ぶりに日本に帰ったので、予め用意していた Raspberry Pi 4 と関連するデバイスをおいて、録画できるようにした。Raspberry Pi4 の H.264 ハードウェアエンコーディングができるように試行錯誤した。ただ、アメリカに帰ってくる1日前に、Ext4 のエラーが出て ssh もできなくなり、直す時間も残されていなかったので結局回収して帰ってきた... その後当該 SSD のフォーマットができないどころか、正しく認識もされないので物理的に壊れてしまったようだ... 実家内の WiFi 電波強度が弱かったりでいろいろ工夫したところもあったので残念。気が向いたらもう一度組み直してみるが、デプロイが鬼門である。

(やり方はググればたくさん出てくる)

仕事

2月に所属するチームを変えて、お客さん向けの機能を作っている。最近はレイオフにならないかビクビクしている。

自作デスクトップPCの電源が死んでしまったので交換した

inohiro.hatenablog.com

↑で組み立てた Ryzen 5800X な自作PCであるが、電源が入ったり入らなかったりという症状が続いていて、だんだん電源が入る頻度が下がっていった。一瞬起動するがすぐ落ちるとか、そもそも押してもうんともすんとも言わないとか、電子工作は詳しく無いけど最終的にはコンデンサが死んでしまったのかなと言う感じだった。Windows のイベントビューアを何度見ても予期せぬシャットダウンとしか書いてないので、ソフトウェアよりはハードウェアだろうとも考えた。 たまーに電源が入るので使っていたが、まあ燃えたりしても困るのでとりあえずケースから出して、ググると出てくる簡易的なテストをやってみた。以下のページの「電源ユニットの簡易チェック方法」のように、PS_ON ピンと GND ピンをショートさせてみる方法である。

電源投入時のトラブル対策編1 ~電源が入らない場合~ - AKIBA PC Hotline!

ショートさせてみてもファンが回らないので、どうやら壊れているようだ。製品は GIGA-BYTE の P750GM。5年保証があるのでとりあえずオンラインサポートに問い合わせる。祝日かなにかとぶつかって、返事が来るまで1週間くらいかかったが、RMAリクエストをしろということで、別のサイトで再度ユーザー登録などをやって、RMAリクエストをする(返品するための申請という認識)。今度は1営業日くらいで承認されたので、梱包して送った(送料は自己負担だったので UPS Ground で $13 くらいだったかな)。

P750GM Key Features | Power Supply - GIGABYTE Global

いつ返ってくるのかわからないし、調べ直してみたところ現在の構成では 750W だとそもそも出力が不足していたようだったので、新たに電源ユニットを買うことにした。Ryzen 5800X で組むことは当初から決定していたが(CPUが手に入ったので)、GPU が RTX 2080 SUPER になる予定はなかったので、そこで「750Wで十分だろう」と言う目論見が外れていたようだ。

Ryzen 5800X + RTX 3060(当初の計画、左)と Ryzen 5800X + RTX 2080 SUPER の組み合わせ

電源容量計算は以下の複数のサイトを利用した。

では 850W あれば十分だろうと思ったが、仮に今後(5-10年以内)にCPUないしGPU を交換することになると、 もうちょっと余裕があっても良さそうだ。例えば RTX 3080 が安くなってて交換したとすると、900W ないと厳しい(らしい)。ということで 1000W 買っておけば今後10年くらいは戦えるだろうと判断し、Amazon.com で多少安くなっていた NZXT C1000 を購入した。

10年保証が付いているので、文字通り10年戦えそう。10年生き残ってくれ。

1000W Gold Power Supply | Fully Modular | Gaming PCs | NZXT

GIGA-BYTE の電源は10日程度で返ってきたが、元の製品とシリアルナンバーが異なる個体が送り返されてきており、メモには NTF(おそらく No Trouble Found)とあった。NTF なのになぜ別の個体が返ってきたのかは不明であるが、新品でもないし、一度落としたような傷もあるので安く買ってくれそうな人に譲ろう... Reddit とか見ると GIGA-BYTE の RMA エクスペリエンスはひどい、みたいな投稿を見かけるので、次はないかなと言う気持ちになっている。詳細を問い合わせるのもめんどくさいし、ちゃんとした返事も期待できない。