inohilog

/var/log/inohiro.log

Visual Studio の環境設定ファイル(.vssettings)

Visual Studio を使ってプログラミングすると、例えばC#だと一番外側のブラケットを閉じると(})、ソースコードを勝手に整形してくれます。これはなかなか便利な機能ですが、私は関数の引数など括弧((, ))の中身を書くときに前後にスペースを入れて書きます。

public static void Main( string[] args )
{
     Console.WriteLine( "Hello, World" );
}

Visual Studio の設定でこの辺の整形あたりは細かく設定が出来るのですが、環境(コンピュータやVSそのもの)が変わるといちいち設定しないといけません。これはどうにかならないかなと思って設定画面を眺めていたら、どうやら設定のインポート/エクスポートが出来る事に気づいて(いまさら)、これを使ってみました。


Mac上のWindows XPで動作してるVisual Studio 2008。


エクスポートした設定ファイルを使った、実家のVisual C# 2008 Express。

インポート/エクスポート方法

Visual Studio を立ち上げて、「ツール」から「オプション」をクリック。

エクスポート

左ペイン「環境」の中から「設定のインポートとエクスポート」を選び、右ペインの上のテキストボックスに保存先パスを指定してOKを押すと保存されるみたい。

インポート

左ペイン「環境」の中から「設定のインポートとエクスポート」を選び、右ペインの「チーム設定ファイルを使用する」にチェックをし、その下のテキストボックに「.vssettings」ファイルのパスを指定してOKを押す。

環境の中に「設定のインポートとエクスポート」が見つからないとき

「オプション」ウインドウの左下に「すべての項目を表示する」とかいうチェックボックスがあるので、それをチェックすると表示されます。


私はThink Pad以外に、Mac上の仮想Windows XPでもVSを使ってコードを書くので、これは便利。
文字のカラーリングなどはWebに転がってるのを適当に改造しました。なかなか見やすいので、背景色が白できついひとはどうぞ。
http://www.coins.tsukuba.ac.jp/~s0711429/inohiro.vssettings