- 第2回ソーシャルコンピューティングシンポジウムに行ってきました
- まだまだ知らないことばかりで、とても刺激的だった。復習しないと
- 一番楽しみだったのはLinked Dataのセッション。The Kanzaki Web の神崎先生や、産総研の江渡さんの講演など
- 情報の信頼性、というテーマが多かったように感じた
- ハッシュタグを付けて積極的につぶやいたらNIIの方々にフォローを頂いたりした
- 参照したWebページなどは以下のブックマークに
- #soc2011 の付いたつぶやきは以下にまとめられていた
- 以下メモ
* Web情報検索におけるソーシャルメディアの活用
** Social Media, Social Search の展望
*** ソーシャルメディアと従来Webの関係
- コンテンツの性質の違い
*** Social Media の品質の問題
- 情報の信頼性
- 情報の社会的な振る舞い、社会的な操作
-- 意図的に海だ有れる悪意(スパム)
*** Social Search の今後
- 人の検索
- より多くの人が協力しあう環境は成立するのか
* ソーシャルメディアを用いた実世界イベントマイニング
- Social Sensing, Physical Sensing
- 時間幅、イベントドリブン
- 側面(multi-faceted)
- Uncertain
-- Security
** 異種センシングデータへの横断的アクセス
*** 異種センシングデータの統合データモデル
*** 異種センシングデータからのイベント抽出
*** 相関関係に基づくイベント操作
- 時空間的相関性
- 意味的相関性
SAVVY Wiki: A Context-oriented Collaborative Knowledge Management System
http://www.wikisym.org/ws2009/procfiles/p106-nakanishi.pdf
Moving Phenomena := 一連のつながりを持つイベントの集合
** 情報資産を構築・利用する情報サービスプラットフォーム
- 集合知を上手に使いながら育てるプラットフォーム
** 質疑
- SOA 2.0
- 集合知
-- 独立性、分散性
-- センサデバイスをどこに置くのか
--- 誰がどういう文脈で発信したか、というのと似ている
--- 発信者分析、信頼性分析
- reachability
* eコマースとソーシャルコンピューティング
- 中国ではチャットを使って値段交渉とか
- The 3rd reality
- ネットと実店舗の境がなくなってくる
* ソーシャルラーニング―つながりが生み出す新たな学習スタイルと知の形成
- iUniv
- ソーシャルラーニングとは、半学半教
- http://blog.sorasol.co.jp/?p=686
- RedBoard O2O
-- Online to Offline, the Online again
- 目的の同一化、体験の共通、知識の流通、学習履歴の可視化
- フローをストックに、ストックをフローに
- 知識の放流
- OpenEducation, SocialMedia, Smartphone/Tablet -> Social Learning
-- OpenEducation: YouTube Edu
-- Smartphone/Tablet: Beyond the Web
-- Social Media: 呼吸のようなメディア
- インドネシアではソーシャルゲームプラットフォームとしてFacebookを使ってる
- 松村太郎
- Fusen: Social annotation, and comment
- iUniv + Open Course Ware
- Social Learning 5 activities: Manage, Input, Note, Discover, Share
- Schooly
- Push(マスメディア), Pull(Google(検索)), Tell(人に教えてもらう)
- 教室内のソーシャルメディア化
- Positive
-- 話題そして事業自体の評価の向上
--
- Negative
-- YouTube などへの依存
- turn academy, TED
- ePortfolio, LinkedIn
- Bill gates, Mark Zuckerburg, Tim O'Reilly
* ソーシャルネットワーク上での情報拡散・意見形成モデル
- Susceptible, Infective, Recovered Model
- Independent Cascade, push
- Liner Threshold, pull
- SIS Model
- SEIR Model
-- E: Exposed
-- 指数分布 なんで?
- EMアルゴリズム
- 意見形成
- 対数尤度
- 線形補間法
* 多メディアweb情報からの社会分析
- 実世界の射影としてWebを考える
- Webメディアの多様化、リアルタイム化
-- マスメディアの影響は未だに大きい
-- 元ネタが「テレビ」というのが多い
- TimeSlices, TimeFluxes
- 係り受け解析 + 時間軸
- スパム(ダークサイド)解析
* 集合知の考えに基づいた知の創成支援システムWikiBOKの開発
- 知識体系, Body of knowledge
- 社会情報学
- Wikipedia: Social Software
- BOK: 概念木を集合知として作る
-- Wikipedia: 百科事典を集合知として作る
- BOK+ = BOK + Description * Material
-- R: Discipline, A: Area, U: Unit, T: Topic
-- Description: Wikipedia における記事 -> Semantic Link
-- Material:
- 軽量/重量マージ
* リンクするデータ:できること,目指すこと
- 簡単なハイパーリンクで緩やかなつなぎを作る
-- 記述の約束(HTML)は単純で非力。だからこそみんな使えた「よいHTML」
- 情報サイロ
-- 分断されたサイロではWebの力を生かせない
- WWWの文書がハイパーリンクで発展したように、データ共有もリンクで発展する
- URIを識別だけでなく、リンク(参照解決可能)にも用いる
- Linked Data の4原則
-- URI
-- 参照解決できるように、http: スキームのURIを使う
-- 標準技術(RDF)を用いて有用な情報を返す
--
- Linked Data の中でも Hub が存在する
* Linked Open Data の Hub
- owl:sameAs などで DBpedia にリンクすることで、LODのハブとなる
- Web NDLSH
-- 件名標目(Subject Heading)をSKOS語彙を用いてRDF化
-- IRI
-- SKOS マッピングリンク
- 名称転居
- http://id.ndl.go.jp/auth/ndlsh
- SCV: Statistical Core Vocabulary
-- http://sw.joanneum.at/scovo/schema.html
-- データの値を軸との組み合わせで表現
-- 軸の次元を Dimension のサブクラスとして定義する、各軸をそのインスタンスとして定義する
-- 個々のデータにURIを与えてリンク可能にする
-- SDMX-RDF
- GeoNames
- Event Ontology
- Timeline Ontology
- SPARQL Protocol for RDF
- Information Workbench
* できること、リンクするデータの発信
- データをどんどん発信してリンクする
-- 現実のデータのネットワーク
-- 整備されたスキーマがなくても緩やかにリンクしてつながる
-- 部分的なデータでも、
* schema.org
- HTMLに構造化データを埋め込む方法を提唱
- schema.org considered helpful
- Harry の提案
-- LOD/RDF の利用者とUXを研究し、どうすれば実際に使いやすくなるかに商店を
-- 現実の実証的なデータによるフィードバック
-- ブラウザに組み込む
-- 起業して実際の利用者に製品を届ける。フィードバックを受ける
- より広いコミュニティで、データのウェブを
-- 学会だけでなく、開発者、ユーザーも含めて
-- 身近なデータをリンクさせる
- 物理的なものへのURIは?
-- ホームページのドメインを使うべきではない
-- フラグメント識別子
* Linked Dataの知識表現
- LODAC プロジェクト
- http://lod.ac
- 標準化、情報統合、公開/共有、アプリケーション
- LODAC Museum
-- 情報の同一性
-- 複数の情報源に同じリソースが存在する
--
- 情報源ノード(Ref)、統合ノード(ID)
-- 誰が「同じと思った」という情報をメタデータに持つ
-- 名寄せ
- LODAC Maps
-- LODAC DB, DBpedia, LonkedGeoData
-- ヨコハマアートスポット
--- フロー情報からアーカイブを作る
- CiNii 著者検索
- http://www4.wiwiss.fu-berlin.de/dblp/
- http://www4.wiwiss.fu-berlin.de/bizer/d2r-server/
** 今後の課題
- 生データとの戦い
-- データ量の増加
-- 対象の拡大(DBpedia, Wordnet 日本語版)
- メタデータをつくるためのデータフロー
-- 一次情報源を委ねるために
-- メリット、インセンティブの設計 (理解?
--- Semantic MediaWiki
--- Drupal
- メタデータの流通、二次利用
* Linked Dataにおける集合知データベースの役割
- AutoPagerize
-- XPath
- 集合知データベース Wedata
-- http://wedata.net/
--
- Linked Data はデータ公開の枠組みであり、どうすればデータが集まるかという〜
- Data.gov, Data.gov.uk
- 経産省データBOX
* 対象文章に基づくLinked Dataからの情報抽出技術の開発
** Linked Data の応用
- Linked Data の応用例
-- 単語とリソースのマッピング
- HITS, PareRank を Linked Data に適用
- リソースを表kする3つのスコアを定義
- 歴史 Linked Data
- サブカル Linked Data