Apple Silicon(M1)Mac に移行した時のメモ
業務用 Mac が Apple Silicon(M1)Mac になって、移行した時にやったことメモ。
- 旧マシンは MacBook Pro 13-inch 2019, 2.8 GHz Quad-Core Intel Core i7), Memory 16GB
- 新マシンは MacBook Pro 14-inch 2021, Apple M1 Pro, Memory 16GB
- 10 Cores (10 performance and 2 efficiency cores)
ここ3年くらい個人で Mac は使っていなかったので、初 Apple Silicon Mac。ファイルコピーなど面倒だったので、(たぶん)初めて Migration Assistant.app を使った。Thunderbolt ケーブルでお互いをつなげて、それぞれ Migration Assistant を起動してぽちぽち。寝る前に仕掛けたので、どれくらい時間がかかったのかは不明。
マイグレーションの各種アプリケーションについて、いくつか例を示す。
そのまま動いた
- Firefox
- Chrome
- 普通に動いてバージョン情報には arm64 とあり、謎テクノロジーだなと思った(ユニバーサルバイナリになっていたのかな)
- Visual Studio Code
- iTerm2
- Atom
- Bitwarden
- Signal
- 1Password
- Todoist
- Zoom
- Alfred 4
- ~/.rbenv 以下の ruby
- これはなんでそのまま動くのか謎だが、気持ち悪いので必要なバージョンだけ入れ直した
- (ここでの "動いた” というのは「
ruby -v
でバージョン情報が出た」)
動いたけど aarch64 版のインストールがおすすめされる
- RubyMine
Rosetta2 が必要ですよと言われる
なんだったかちゃんと覚えてない(Spotify? Slack?)けど、クライアント再インストールすればそのまま動いた
動かない
- Homebrew で入れたソフトウェア
- login shell を
/usr/local/bin/fish
とかにしているともれなく iTerm2.app Terminal.app が即落ちするが、Terminal.app の Shell > New Command から /bin/zsh などを実行して、とりあえず chsh すれば良い - brew はインストールパスが
/usr/local/bin
から/opt/homebrew/bin
に変わったそうなので、古いのは捨てて全部入れ直しが良さそう - PATH に
/usr/local/bin
を足している箇所がどこかわからなくて困ったが、とりあえずfish_add_path /opt/homebrew/bin
しておけばそっちが使われるので今はいいかな(のちにハマりそう)
- login shell を
- Google 日本語入力
- Spotify
- Slack
AppStore経由で入れたソフトウェアなどはそのまま動きそうという感じがしていたけど、思ったよりそのまま動いて驚いた。 あとは会社の Profile など入れたらセキュリティ関連のソフトウェアの挙動も落ち着いている。