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XMLDBに対する企業の中の人の考え

同じくXMLコンソーシアムから、XMLDBに対する企業の中の人の考え。
XMLDBに関する質問回答集


このへんとか。

Q6.
XMLDBベンダーへの質問です。何故XMLDBMSの製品化を決定されたのか、その背景をお聞かせください。
従来よりXMLDB、OODBを使用した開発を手がけており、構造化モデルを扱うことができ、OODBなどと異なり標準的なXQuery等の問い合わせ言語を用いてデータを2次利用できるXMLDBの可能性を確信したためです。【株式会社サイバーテック 白井】
弊社ではXMLおよびXMLDBの研究を長年行っており、 シーズとなる技術の蓄積がありました。製品を市場に投入するに 際して行った調査によると、米国ではRDBベンダーがXML機能を 強化して市場を押さえるので、XMLDB専用製品は特定領域に限られるというものでした。しかし日本では、日本語という特殊のためか市場の構造に違いがありました。そこでTX1には次のような特徴を 持たせることで、製品化することにしました。
1.テラバイト級の大容量データでも高速に検索する。データ量が 増大しても性能が劣化しないことが重要です。特に検索性能に ついて独自の技術で強化をしています。
2.非定形なデータ への対応。どんなに複雑な構造で、データ構造が揃っていなくても、 データの登録と検索が容易に行えるということを意味します。
3.全文検索。XMLデータにはドキュメント指向のものが多いため タグを指定した中間一致や、複数のタグにまたがったキーワード 検索が高速に簡単に行えることが重要となります。 特に全文検索については東芝が長年培った日本語処理技術を 応用しています 。【東芝ソリューション株式会社 松井】
お客様のお持ちになっているデータの内、既にRDB等に格納されている構造化データは全体の10−15%であり、残りの構造化されていないデータの有効活用が、CIOの大きな関心の的になっています。この期待に対応する為の一つの解決法として、提供されたのがDB2のpureXMLによるハイブリッドDBMSです。【日本アイ・ビー・エム株式会社 大沼】
受託開発の中で必要性を感じたこと、日本市場にはまだ製品がなかったことがXMLDBの開発に踏み切ったきっかけです。【株式会社メディアフュージョン 梅本】
お客様のニーズにこたえて。【XMLDB部会メンバー 飯島(パネラー参加)】