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光化学スモッグの脅威(Long Story)

<エピソード>
光化学スモッグ」と言うのを知ったのは確か中学1年生のころだったと思う。当時ソフトテニス部に所属していたため、近所に住んでいたaoiちゃんとかに杉並区での光化学スモッグについて教えてもらった。夏休みに近くなれば近くなるほど”船の汽笛”のような”ぶぅ〜ぶぅ〜”って言う警報が毎日のように鳴っていた。それはわたしに恐怖心さえ覚えさせた。今まで住んでいた新宿区ではそんな風に街中に大きな音が鳴り響くことがなかったからである。(もう慣れたけどね)



<チャプタ1>
去年と比べれば2倍も3倍も暑く感じる今年の夏。夏と言ってもまだ梅雨明けは発表されていないって言うのに。。。
今日の部活。今日は暑い一日だ。日差しはわたしに降り注ぎ、地面には干乾びたミミズの死骸が転がっている。2時間後にこんな風になってしまうかもしれないと思った。
わたしは部活が始まる20分前まで友人とコンビニに避暑していた。約30分、コンビニで立ち読みをしていた。まったく迷惑な客である。でも買い物はした。ちょうどそのころ、学校ではある放送が流されていた。

「今日は光化学スモッグがひどいので屋外で活動する部活動の生徒は、なるべく室内で行うようにしてください。」(再現)